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氏名:英名

平岡英子(ひらおか えいこ)
エイコ ストレーダー (Eiko Strader)

所属部署:職名

公共政策学研究科、助教授、ジョージ・ワシントン大学
ジェンダー・セクシュアリティ学部、助教授、ジョージ・ワシントン大学

取得学位:大学

社会学博士、マサチューセッツ大学アマースト校 (社会行動学研究科)

専攻

公共政策問題、福祉国家論、貧困、賃金格差、ジェンダー、社会統計学

研究領域

貧困と賃金格差に関する公共政策問題を中心にジェンダーの視点から研究を進めています。具体的にはジェンダーが人種・民族、 階層、国籍といった軸と交差するなかで、貧困と賃金格差は公共政策を通していかにして構造化されるのかを社会統計学を用いて分析しています(主にに個人と集団の階層データを使ったマルチレベルモデル)。ジェンダーのみならず、インターセクショナリティという概念も私の研究や教育においてはとても重要な視点であり、多層的に格差を軽減あるいは悪化させる要素を分析する上で有用性の高いアプローチだと私は考えています。


インターセクショナリティとは?

日本ではまだあまり馴染みのない思考の形式ですが、欧米、特にアメリカ合衆国を拠点として活動している社会学者の間では半世紀以上もの歴史のある論理形式なのです。

男女共同参画にかかわる研究をしていく上で性別という概念そのものの安定性を問題視、もしくは議論する事で生まれた思考形式で、「男」と「女」という対立的な格差要因以外にどのような社会的要素が男女差別もしくは賃金格差に影響を及ぼしているかを論じる上で、欠くことのできない論理形式だと私は思っております。

たとえば、「女性」という定義での研究をする上で「白人女性」と「黒人女性」という問題提起は、性差別の問題だけにとどまらず人種や階級等さまざまな差別要因が交差しており、「女性」という社会的要素を一律には扱えないことを示します。このように、社会的もしくは文化的に構築された格差要因がどのように交差していて如何に貧困や賃金格差に同時的に影響を与えるのかを問題視する事で、二項対立論の誤謬をあらためて認識する事ができます。

 

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